2004年09月01日
Windows XP SP2日本語版CD-ROM配布!
「Windows XP SP2日本語版、9月2日午前0時にダウンロード提供開始」(INTERNET Watch)
やっぱり今回の注目点は、「追って全国の郵便局やPCショップでCD-ROMを無償配布」という部分。雑誌の付録CD-ROMにも収録されるとか。それにしても、郵便局でも配布するとは、すごいやる気だなあ。最近はブロードバンドとかで、CD-ROMでの配布にはすっかり消極的だったからねえ。
雑誌の付録CD-ROM担当時代、MSのソフト収録には本当に苦労した。そもそも、IE自体の収録も、「セキュリティーの弱い、バージョンが出回るのがイヤ」とか、ずいぶんと付録CD-ROM収録を拒否されてきていた。しつこく頼んでいたら、紹介記事を掲載することで、MSNエクスプローラの収録にこぎつけたのが、最初で最後の大手柄だったような。IEベースだから、実はIE5.5が付録CD-ROMに収録された最後だったはず。
確かにMSの現状からいって、雑誌付録や店頭配布のCD-ROMが出回り始めたころには、次のセキュリティーホールが発覚して、パッチを配布しているなんてことも大いに考えられる。だから、最新のパッチがあてられていないバージョンが市場に出回るリスクのあるCD-ROMの配布には消極的なのは理解できるけど、みんながみんなUpdateをするとも限らないし、ナローバンドユーザーだって、いるわけだし(自分がそう)、CD-ROM配布は積極的取るべき方策だと思う。切り捨ててきたユーザーが原因で、被害が広がる可能性だって大いにあるわけだしね。
最近の公取委の独禁法違反とか、締め付け、風当たりが強くなってきているので、大名商売から軟化せざるを得なかったのかな。
問題はメーカー側の対応状況。不具合が起きる可能性があるようなので、喜んでSP2導入して痛い目見るのも嫌だしなあ。
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