2004年10月17日
いや、本当にズサンすぎる。
昨日の三重県立図書館での利用者情報流出事件、詳報を読むと、なんともズサン過ぎてあきれ返る。
朝日新聞によると、大阪のNECの子会社から遠隔操作でダウンロードして、それをメールで愛知の別のNECの子会社提供して、その愛知の子会社社員が自宅に持ち帰って盗難に遭うという、ズサン極まりないもの。遠隔操作で利用者情報がダウンロードできるというのも、どうかと思うし、それをメールで送ってしまう社員の意識の低さにあきれる。自宅に持ち帰る以前に、これだけ情報漏えいの危険にさらされていれば、いつ流出してもおかしくない。
昨日も書いたが、プログラム開発の動作確認に必要なら、ダミーデータを作ればいい。社員名簿のデータを適当に加工すればいい。しかも、書名は暗号化されているから、それだけでは分からないと言うが、プログラム開発のためにデータを自分のパソコンに持ち出しているんだから、閲覧できるプログラムも入っているんじゃないの?そもそも、書名だけ暗号化されていてもねえ。
いずれにしても、NECにとってはとてつもなく大きな失態ですな。
- by向かうところ手品師
- 14:29
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