2004年10月03日

言っておくが、本人はサービスのつもりはない。

今朝の読売新聞の1面にある「サービス残業一斉調査」
最初の会社ではずいぶんとしたもんだ。サービス残業以前に、残業自体が多かった。100時間超の月もあって、入社1年目で普通考えられないような給料になっていた。
一時期、退勤時間は20時にして、毎日22時過ぎまで、日によっては終電ぎりぎりの24時頃まで残ってたことがあった。事務系は18時から残業代が付く(営業系は20時まではみなし残業で事務より給料が高い)のだが、営業系の人間の「事務は残業代で稼ぐから」の一言がきっかけで、当時の管理生え抜き組みはそろって、20時で退勤処理をして、それ以降も残業していた。あきれるのが、当時監査室なるものがあって、社内を見回っているのだが、監査室の1人が22時頃働いていると、しきりにからんでくる。ところが、1,2ヶ月経って、毎日20時退勤処理で残業代が付いてないことに気づいたあたりから、ねぎらうようになった。ホント、せこすぎ。結局、しばらくして同じ部署にいた営業職扱いの社員が事務職になった際に、その社員たちから「それやられると、自分たちも困るのでやめて」と言われ、青色申告に戻したが。
そもそも就業規則では、9時から17時が基本勤務時間で、18時以降残業扱いになる。17時から18時の1時間は休憩時間の扱い。ところが、休憩時間なんて取った記憶がない。しかも、やめる間際の頃は会社の事情で残業禁止令が出たのだが、きっちりこの休憩時間終了までは仕事してからの退勤ということで、その会社には約2年間いたが、毎日1時間は見事に無給労働してたことになる。
社員のほうは、誰もサービス精神で残業なんてしてませんから、残念!!(ん、どっちが?)

そういや、「定刻に来て、なんで残業してる」と意味の分からない激ヅメを食らったことがあった。自分の専門業務のみなら定時で終わるのだが、同じ部署内の他の業務を手伝うから、残業していたわけで、その前日には激ヅメ食らった上司と一緒に帰って、酉の市に寄ったくらいだから、言いがかりに近く、まわりの人から同情された。毎日遅刻して残業しているやつはお咎めなしのあたり、どうやら、間近にある組織改変で、もう1つ上の上司に付いていかないことにしたのが原因のようだ。あまりに馬鹿らしくなったので、専門業務以外にはいっさい手を貸さなくして、定時退社をした。(あとでバイトに聞くと、手伝わない間にいろいろ大変なことになっていたらしいが。)結局月締めの繁忙期には助っ人を頼まれたが、見事に退勤時間が改ざんされていた。気付いたのが、すでに別部署にどうしてからだったので、後の祭り。

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