2004年12月06日

古代も出てくるねえ

郡山遺跡は東北最古の『城柵』か
一応、古代の烽火については、もう1つの研究対象なので、東北の城柵もチェックしなくては。東北の城柵群と烽火の関係がある程度まとめられると、去年のGW以来の宿題がめでたく完結するのだが。基本は中世史なだけに、古代の研究にそうそう力を注ぐわけにもいかないし。とりあえず、今やれるだけの範囲でまとめて、審判を仰いで、本来の研究へと移りたいところなんだけど。うーん。1つ気になるのは、古代の東北には山城がほとんど見られないのはなぜか、ということ。やっぱり雪かなあ。(なんか結論出てる?)中世には山城があるから、もっと違う理由があるのに期待したいところ。それが分かれば、1つ論文が書けるな。また、余計な悩みが増えたような。。。 にしても、仙台市に郡山遺跡ってなんとも紛らわしい。

ちゃんと調べると、もう1つ。

律令時代の城柵「伊治城」、外郭部に南門と櫓跡を発見--築館町 /宮城
現状、古代の烽火で言えば、伊治公呰麻呂の乱が結構重要なところだと考えているので、 伊治城のことがもう少し判明するとありがたい。烽火台ではないものの、物見櫓遺構が出てきたのは大きいかも。ただ南門の西側というのが気になる。遺構をもう少し調べないと定かではないけど、南に向いているというのは、今考えている仮説とは若干矛盾してくるからなあ。北側にもあるといいんだけど。

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