2004年12月14日
ネットですべてが片付くはずもなく。
Google、図書館の蔵書も検索可能にするプロジェクト
先日あったGoogleの論文検索サービスとはまた別なようだ。最近のGoogleは、学術研究分野に力を入れてるなあ。それにしても、蔵書検索システムにGoogleというのは、なかなかいいアイデアだと思う。ぜひとも日本でもやって欲しい。蔵書が膨大になってきたときに、うまく動く検索システムっていうのがそうそう無い。検索の使い勝手と言う部分でも、力を発揮してくれそうだ。
同じ日の同じITメディアにこんな記事があるから、面白い。
教育者を悩ますインターネットリサーチ
このインターネット時代に何かを調べたい学生がGoogleに頼るのはよくあることだろうが、必要なのは情報を探す能力ではなく、手に入った情報が正しいものかどうかを判断する能力だ。
それにしも、ネットの情報をそのままコピペする人がいるんだな。それも、大学に入ってからが厳しいと評判のアメリカで。参考文献を探したりするのに、Googleは使うけど、そのままコピペは絶対にありえない。こういうニュースサイトのニュースやコラム、プレスリリースなどオフィシャルなものの引用ならいいけど、研究資料にするには危険極まりない。
刑事コロンボの「殺人講義」を思い起こす。
学生が、教授のパソコンから試験問題をハッキングして、カンニングしたことがばれたために、その教授を殺す。しかし、学生はそのハッキングで致命的なミスを犯すことで、教授にカンニングがばれたのであり、再びハッキングで致命的なミスを犯し、逮捕されることになる。すべては、パソコンだけでことを済ませようとしたゆえに。
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