2005年06月24日
勝利の女神は残酷。
都市対抗東京都第3代表決定戦
JR東日本 5-2 鷺宮製作所
JR東日本は松井の完投勝利で第3代表の切符を手に入れた。
東京都予選準決勝で下馬評を覆して第1代表決定戦へコマを進めたNTT東日本と鷺宮製作所だったが、その後の明暗は大きく分かれた。第1代表決定戦で敗れた鷺宮製作所は、シダックスとの第2代表決定戦に臨み、準決勝の借りを返される形で敗れ、今日の第3代表決定戦を迎えた。対するJR東日本はというと、20日にリリーフで登板したエース松井が中3日で満を持して先発。鷺宮製作所は悪夢の3連敗で関東代表決定戦にまわった。
準決勝に勝てば、3回の代表決定戦すべてに臨めるため、(関東代表決定戦への出場権も得る)準決勝に勝つことが大事と以前のエントリーに書いた。しかし、鷺宮製作所は結果として、準決勝から数えれば、東京の3強との4連戦という過酷な日程を強いられ、代表決定戦3連敗という地獄を味わうことになった。おそらく今日の試合でのプレッシャーは大きかっただろう。おそらく準決勝で敗れて第3代表決定戦に臨んだJR東日本とは比べ物にならないほど追い込まれていた状態だったのではないだろうか。
関東代表決定戦にしても、北関東、南関東(JFE東日本or日本通運)、神奈川の強豪がまわってくるため、4チームで2枠を争うといえ、一筋縄ではいかない。
準決勝で微笑んだ勝利の女神は、鷺宮製作所に過酷な試練を与えることになった。
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