2005年07月01日

痛みに強いのも考えもの?

久々に歯医者に行った。

5月末ごろから奥歯のあたりがなんだか痛かったのだが、「親知らずのせいだろう」と放置。実習をはさんで行くタイミングを失う。歯にしみてきて、ついに耐えられなくなり、というか、まえまえからそんな気はしていたが、舌で触ると歯にポッカリ穴が開いているので、ようやく歯医者に行くことに。

別に、歯医者が怖いとか、嫌いとか言うことはない。むしろ平気なほう。母方の家系は歯医者が多いのだが、子供の頃はいとこのなかで唯一、歯医者に強い子だった。歯医者が嫌で駄々をこねた従兄弟たちは、治療を終えるとご褒美を買ってもらうなか、素直に治療を受ける自分だけご褒美は無し。どれだけ、うらめしかったことか。一度、舌が切れるので治療をごねたことがあった。そして、治療を終えたら、ご褒美をもらった。ドラえもんの消しゴムセットだった。よく覚えている。なにか釈然としない思いだけが残った。

話を戻すと、歯医者になかなか行かない理由だが、普通の医者は気にせずどこでも通院できるのだが、歯医者だけは信用できるところにしかいけない。信用というのは、別に腕がいいというだけではない。歯医者の場合、一度治療を始めたら、途中でやめるわけにはいかない。こっちの都合も考えて手早く、少ない治療で済ませてくれる歯医者でないとダメなのである。ということで、従兄弟(駄々をこねたのとは別人)が勤めるところへ行く。

で診察の結果、すっかり手遅れに近い状態に。麻酔をばんばん打って、大工事のような治療を受ける。痛み止めを3錠もらって帰宅。ようやく麻酔が取れてきた。痛みに強いというのも手遅れを招くもんです。そういや、「ひょうそう」のときも医者に

「よくここまで我慢できたねえ」

と言われ、治療(切開)の時も

「あまり麻酔しても効果ないから、使わないけど大丈夫だよね。ここまで我慢できたんだから」

なんて言われたな。

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