2005年07月21日

妥協にすらなっていないような。

ドラフト改革案が決まった。

高校生と大学生・社会人を分離して行うことに。でもって、自由獲得枠が1枠に減る。

これがメイン。高野連側は賛成のようだ。

高校生のドラフトだが、10月3日に行われるそうで、1位は昔懐かし指名入札制となる。以降はウェーバーだそうだ。セパどちらから始まるかは、今年のオールスターの結果で決めるとのこと。で、肝心のウェーバー順のもとになる順位ってどうやって決めるんだろう。10月3日じゃ、まだ順位が確定していない可能性があるだろうに。

と、細かいことをまず突っ込んでみたが、あまりにやっつけの改革案であきれる。高校生と大学・社会人の有望選手のいいとこ取りが出来るというのが、狙いにしか思えない。大阪桐蔭辻内、東北福祉大福田の両取りなんて、去年までのドラフトでは出来なかった大収穫も大いにありうる。阪神の野崎球団社長いわく「妥協の産物」だそうだが、妥協にすらなっていないのではないか。

球界改革もまたもや、遠のいていく。

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