2005年07月31日
はやりもいいけど、覚悟は？
ビジネス支援図書館のニュースを見るにつけ気になるのは、「どういった内容の相談があって、どういった対応をしているのか」という点。ビジネスに関わる部分なので、なかなか例としてあげるのも難しいのだろうが。公立図書館の司書は公務員なわけで、いろいろな点でビジネスとは無縁。倒産というリスクを背負っている一般企業とは、危機意識という面で大きく違っている。
しかも、通常のレファレンスにしても、得意分野不得意分野があるというのに、ビジネスともなれば、業種業態もさまざまで、かなり大変だろう。しかも間違ったアドバイスをすれば、クレームは通常のレファレンスの比じゃない。
「最近の流れだから」と、安易にビジネス支援を打ち出してはいないだろうか。それなりの覚悟をしているのだろうか。
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