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2005年09月08日
忍者屋敷デラックス?
甲賀・高野城/想定より大規模
戦国時代後期(16世紀後半)に甲賀武士が築いた城館とされる「高野城」(甲賀市甲賀町高野)が、これまで想定されていたより規模が大きく、複数の建物で構成されていたことがわかった。
どうしても、甲賀忍者の原型とされる甲賀武士の築いた城というだけで、なんとなく忍者屋敷のような仕掛け満載の建物を思い浮かべてしまう。城館全体では建物に統一した構造は見られないというけど、1つくらい無いのかな。忍者屋敷の原型みたいな建物。
建物の不統一性について、「必要に応じてここの建物を建てていたと見られる」とあるが、こういう記述を見ると縄張り研究のあり方にも関わってくるような。いろいろ後世の後付で縄張り分析しているけど、必要に応じて拡張していて、そこまで統一思想が無い可能性だって考えうる。
別に縄張り主義への批判とかじゃなくて、単に気になっただけ。個人的に、地形図も無いあの時代にいきなり城を造ったわけで、どうやってプランを描いたのかすごく気になっている。
投稿者 tawagoto : 2005年09月08日 23:03
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