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2005年09月14日

安土城

安土城へ行く。

近江八幡に一泊したのだが、午後から雨という予報とせっかくの安土をじっくり見てまわろう、ということで、八幡山城へはよらずに、朝から安土へ向かう。

安土城攻略中に雨に降られるのだけは避けたかったので、資料館に寄らず安土城へ向かうことに。せっかくだから、山頂で昼食をとろうかと、途中コンビニによっておにぎりとお茶を調達。途中にあるセミナリオ跡に寄ってから、いざ安土城へ。

大手前では、先日石垣が見つかったというニュースのあった発掘調査が行われていた。大手門はだいぶ復元されていて、ずいぶんときれいな石垣が積まれていた。安土城の特徴の1つである直線の大手道は圧巻。そもそも山城なので傾斜があるから、直線と言っても結構きつい。本丸まで約400段の石段をよくまあ登っていたもんだなと。織田信忠邸のあたりで90度折れるのだが、そこの平坦地が210段とほぼ半分で、うまいこと休憩ポイントを作ったなと。

安土山全体がそうなんだけど、特に主郭部分は木が生い茂っていて薄暗く、蚊も多い。天守台はさすがに明るいけど、やはり蚊は多いし、少ししたら団体さんがやってきて落ち着かないので、山中での食事は途中であきらめる。だいたい、登り始めも早かったし、立ち入り禁止区域も多く、結構早めに着いたので、昼飯と言う感じでもなかった。ということで、文芸の郷で近江大中牛を使っているという「信長ハンバーグ定食」(ネーミングがちょっと・・・)を食べることに変更。

下山は、百々橋口への道から。こちらのみちもなかなか手ごわい。ただ、こちらは途中で三重塔や仁王門と数少ない建造物が残っている。

およそ2時間歩き回ってすっかり疲れ果てて、文芸の郷での昼飯と資料館めぐりにへ向かう。

「信長ハンバーグ定食」はうーん、、、いまいち。

安土城考古博物館、信長の館、安土町城郭資料館の3つを回る。どこも安土城復元に力を入れている。天主については、だいたいが内藤昌氏の復元に基づいたもの。行方不明になった安土城の屏風絵が見つからないものかとつくづく思う。もっとも、いざ出てきたら、恐ろしく普通の天主だったら日本中ががっかりするんだろうな。安土城とは関係なく面白かったのが、安土城考古博物館の回廊展示。保存作業などの様子を紹介しているのだが、本当に職員が作業しているところが、ガラス越しに見える。職員は落ち着いて作業できるのだろうか。

城郭資料館にいた30分くらいの間に、一気に天候が怪しくなりそうそうに安土を去ることに。

本当はすぐ近くに観音寺城もあるので見たかったのだが、実は安土城以上の規模を誇っているし、天候に不安があるので断念。

投稿者 tawagoto : 2005年09月14日 22:07

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