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2005年09月28日

こういう時こそ、普段着の試合。

にわかに騒々しくなるなか、シダックスはオープン戦を行った。

シダックス 5-3 日立製作所

今年、都市対抗野球でベスト8の日立製作所と対戦。この試合、シダックスは3安打ながら5点を挙げる効率的な攻撃を見せる。相手投手の9四死球という乱調につけ込んだ。初回の中村の2ラン以外は、犠牲フライで2得点というのが、「どんな打者でも6割以上がアウト。そのアウトをどう得点に結びつけるか」という野村監督の野球哲学を実践した。落ち着かない状況下の試合で、相手のミスをつけ込む野球が出来たのは、野村イズムの浸透の表れ。投手陣は武田、加納、岩渕のリレーで、6安打3点と無難に抑えた。来るべき日本選手権関東予選、そして本大会に向けていい材料。今年、いまいちピリッとしなかったチームにとって、昨日の会長の発言はチームに緊張感を与えたのかもしれない。なんとも皮肉。

弘さんのレポートだと、カメラマンも7,8人来ていたというように、社会人野球のオープン戦ではありえない異様に高い注目を集めた。実際、TBSラジオの荒川強啓デイキャッチでは、16時45分くらいに、

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この談話が報じられた。このニュース自体、13時49分に配信されている。試合終了直後に流れたことになる。おそらく、試合前にぶら下がりかなにかで話したものなのだろうが、マスコミ報道の加熱はすごい。

廃部うんぬんは、まだ確定していないのでなんとも言えない。ただ、間違いないのは野村シダックスとして試合するのは、残りわずかであること。野村野球の集大成を見せて欲しい。

投稿者 tawagoto : 2005年09月28日 23:28

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