2005年10月16日
●吉田城リベンジ
日帰りで吉田城へ行く。
目的は豊橋市美術博物館で開催中の特別展「吉田城と城下町」と公開中の鉄櫓。で、豊橋駅に降り立つとものすごい賑わいぶり。どうやら、「豊橋まつりが」開催中で、市内全体がお祭りムード。市電もすし詰め状態。嫌な予感がしたのだが、ものの見事に的中で、吉田城のある豊橋公園がメイン会場で、出店はたくさんでるわで、すごい人、人、人。。。
人ごみを掻き分け豊橋市美術博物館に入ると、すごいね、豊橋市民は。来館者はほとんどいません。静かにゆっくりじっくり見られました。入館料800円と最近の博物館にしては割高(昨日のさいたま市立博物館はなんとタダ!!)だったけど、なかなか充実してました。館内で上映していた吉田城の紹介VTRを見ていたら、不思議なナレーションが。
「吉田城は背後に豊川を控えた後ろ堅固の城で・・・背水の陣となっている。ただし、後ろの豊川を渡って攻められると、本丸を直接攻められる弱点がある。・・・そのため、腰郭を設けて・・・」
んん?
後ろ堅固という以上、後ろから攻められることを弱点にするのは何か違うような。「ただし」とは言ってるけど、やはり表現として何か腑に落ちない。
「後ろ堅固な城であるが、それゆえ本丸まで攻められると、逃げ場が無い」
なら、分かるんだけど。
美術館を後にして、金柑丸跡をいくつか堀跡を上からのぞいて写真を撮って、いざ本丸へ。もうすごいです。なんだかよく分からない飾りがたくさん。(地元の小学生がつくったっぽい)前回も良く分からないイベント画会最中で、結局本丸全体をじっくり見ることは出来ず。
肝心の鉄櫓は、入場待ちの列が出来ていた。こっちは分かりやすいからね。さして待つことなくなかに入ることが出来たが、整理入場させるだけあって、中もかなり混雑していた。まあ、復興櫓だし、展示があるわけでもないんだけど。
結局、今回も公園内の遺構をじっくり見てまわることは出来ず、早々に退散することにした。
「豊橋ってほかに娯楽はないんかい」
と、悪態のひとつもつきたくなる混雑ぶりだった。
ということで、リベンジならず。
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