2005年11月01日
●隠れレファレンスツール?
Amazon.co.jp、書籍の全文検索サービス開始~中身の“立ち読み”も可能
全文検索も販売と直結していれば、今のところ問題なしのようだ。amazon.co.jpでの購入経験があるので、ためしに使ってみた。
サインインするといきなり、おすすめ商品にこんなのが。。。
冠二郎兄ぃですか。たぶん、これ↓を購入した関係だろう。
「有川君の絶叫」
なんか、欲しくなってきた。「炎」なんて、つかみにはいい曲だし。(そういう基準かい!)
話を戻す。
肝心の使い勝手はというと、ぱっと見は今までの検索と変わらない。検索結果リストに、ヒットした本文箇所の抜粋が掲載され、引用ページを見るためにリンクを進むと、再び認証を行う厳重さ。(これは1回限り)そして、引用ページの画像が出てくる。やや薄い気がするけど、前後2ページまで進める。つまり、合計5ページまで読める。画像の下には「著作権保護コンテンツ」と入っている。正直、ものによってはこの検索結果のページ表示だけで、事足りてしまうかもしれない。自分の研究テーマ「のろし」について「狼煙」で検索したけど、コラム形式の短い説明文だと、ページ画像で確認と引用が済ませられる。実店舗と違って、パソコンを使っているから、結果一覧にでる一部抜粋のテキストのコピペ、画像を見ながらエディタで打ち込む、なんてことが出来るわけで、「その場で必死に暗記」よりもはるかに確実。(デジタル万引き?)もちろん、「これなら買ってもいいかな」と思う本が見つかるのも確か。
そうやってみると、実はレファレンスツールとしてもなかなか有効かもしれない。購入経験のあるユーザーに限定されているので、amazonで購入経験のあるレファレンサーに限られるけど、本文中の単語を検索できるというのはやはり便利。しかも該当ページまで分かるのだから、これほどありがたいことはない。論文の注に書名だけ出ていて、該当箇所を探すのに苦労したりすることもなくなる。タイトルだけでは、記述があるとは思いもよらない本から、見つけ出すことが出来る。なにより、所蔵図書の本文をすべて暗記できる人間などいないので、これは重宝しそうだ。
Google Printもこういうのを目指しているのだろう。このサービスがGoogle Printと大きく違うのは、販売との関係が密接な点と、いわゆるオプトイン方式を採っている点。これそ、win-winな関係。
「ローレン川崎さん、久しぶりだな」なんて、記事を見ながら思った。ジャスパーチャン社長も。CD・DVDストアオープンのときにインタビューをした。初めてインタビューで、メチャメチャ緊張した。
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