2006年06月16日
●中世城郭のPR
山中城跡を再整備 本年度中 三島市(静岡新聞)
三島市は15日、4月に日本百名城に選定された後北条氏の築城技術がよく分かり、戦国歴史の舞台になった同市山中新田にある山中城跡の再整備計画を策定する検討委員会を本年度中に発足させることを明らかにした。
この再整備計画の中に、来場者へのPRや資料展示施設の設置などが盛り込まれている。
いわゆる中世城郭は、どうしても城好きのためのものになってしまいがち。建物が残っているわけでもなければ、資料館があることのほうがまれ。そもそも自然地形を生かして築城された中世城郭に、資料館を設置する方が難しい。
先週のエントリで書いた小谷城のように、ふらっと行って、すぐに楽しめるというわけには行かない。事前に縄張り図とかを用意しないと、遺構をつかみとることは難しいので、今自分がどこにいるかすらわからなくなってしまう。そもそも、縄張り図があってもすっかり草木が生い茂って、迷ってしまうことがあるくらい。
そういったなかでは、山中城は比較的整備が行き届いていて、見て回りやすい方だが、それでもマニア向けなのは事実。あんまり整備されすぎて、せっかくの良さが失われてしまっては困るが、今の売店と駐車場あたりに簡単な資料館と資料の販売があってもいいとは思う。
なによりまず、バスの増便ですな。
Posted by 向かうところ手品師 at 2006年06月16日 23:39
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