2006年08月09日
●適材適所
サイバーエージェントの藤田社長が「堀江貴文をCTOに」なんて話したとか。
いろいろ、株主の反発もあるだろうし、単なる話題づくりのためという説もある。なにより、一連の事件が決着を見ないことには実現しない話である。しかしながら、CTOつまり最高技術責任者としてなら、あながち悪くない人選ではある。もともと技術系の強い人間でオンザエッヂでは、ホームページ作成に始まり、データセンターなど業務を拡張していった。途中から、M&Aなどを使っての拡大が目立ったが、いち早くブログサービスを始めいまだに会員数では最大手であるように、技術やサービスに対する理解は高い。
結局、経営者としてトップに立つには不向きの技術者タイプだったといえよう。藤田氏と盟友とされたもう1人の松島庸夫なども経営者向きではなかった人物。彼にしても、現在のインターネット界に与えた影響は大きかったが、経営者として未熟だったがゆえに、(犯罪者としてではないが)第一線から追いやられることになった。優秀なパートナーを見つけ、技術責任者に専念していればもっと違っていただろう。
まあ、堀江氏の場合、そういったパートナーを自ら失っていた面もあるので、自業自得という面も多々あるが。
Posted by 向かうところ手品師 at 2006年08月09日 23:21
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