2006年10月18日
●蛇足にならないといいけど
姫路城「駒寄」復元へ 城門跡で遺構の柱の穴出土(神戸新聞)
世界遺産・国宝姫路城(姫路市)の城門「喜(き)斎(さい)門」跡で、江戸時代に家臣が登城する際に乗ってきた馬をつないだ柵「駒(こま)寄(よせ)」とみられる遺構の一部が見つかり、姫路市教委は十七日までに、年度内に復元する方針を決めた。江戸時代の絵図に描かれているが、遺構が出土したのは初めて。(佐々木道哉)
年度内とはこれまた、迅速な事業だ。
でも、気になるのは、記事中に
「詳細な史料は残っていないが、できるだけ当時の姿に復元したい」
という姫路城石垣整備委員会委員長のコメント。
せっかく、あそこまで見事に建物群が現存する姫路城に、推定復元をする必要があるのだろうか。なんかもったいない気がする。いわゆる蛇足になりはしないだろうか。
Posted by 向かうところ手品師 at 2006年10月18日 22:53
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