2007年01月30日
●破壊が惜しまれる
日野江城の全容解明へ 南島原市の調査始まる(長崎新聞)
南島原市北有馬町の国指定史跡・日野江城跡の全容を解明する縄張り調査が二十九日、同城跡で始まった。三十一日まで。調査は市が設置した文化財専門委員会副委員長で奈良大助教授の千田嘉博氏(43)=城郭考古学=が担当。日野江城跡での縄張り調査は一九八二年の国史跡指定を受けて以来、初めて。
日野江城跡は世界遺産暫定リストに追加された本県の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の一つ。二〇〇五年十一月、旧南高北有馬町が同城跡で無許可の桜植樹工事を行い、約三十カ所を損壊。文化庁から元町長ら二人が告発され、県警の捜査が続いている。
遺構の破壊という負の話題で名をはせた日野江城で本格的な調査が始まったようだ。
奈良大学からわざわざ千田先生を招いての調査ということで、かなり本格的にやるようだ。記事によれば主要部の破壊は免れていたとのことなので、よかった。今後調査が進んで、遺構破壊によって破壊された部分が非常に惜しまれるという可能性もあるが。
遺構の様子ではなく、千田先生のワンショットを掲載している長崎新聞はなんか素敵。
Posted by 向かうところ手品師 at 2007年01月30日 23:39
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