2007年02月18日
●城攻め資料の決定版?
原城絵図から「島原の乱」実態迫る 佐賀で講演会(佐賀新聞)
新たに発見された絵図から島原の乱(1637―38年)の実態を読み解く講演会が17日、佐賀市の県立図書館であった。県文化課の宮武正登さんが、島原の乱における佐賀藩の役割や戦いの苛烈さなどについて解説した。
元はといえば、エントリに入れていなかった2月13日のこのニュース。
島原の乱、佐賀藩布陣詳細に 「原城絵図」発見(佐賀新聞)記事の写真を見ると、墨書ながらかなり詳細に書かれた絵図で、これはなかなか興味深い。これ以後、鳥羽・伏見の戦い・戊辰戦争にいたるまで城攻めはなく、城攻めの一つの集大成とも言える。島原の乱だけでなく、ほかの城攻めを考える上でも参考になるだろう。 博物館で見るのもいいけど、図録やデジタルデータでじっくりと見てみたい。
江戸初期に起きた「島原の乱」の激戦の地、原城(南島原市)に出陣した佐賀藩などの軍勢の配置を描いた絵図が見つかった。原城攻防の絵図は多く残るが、佐賀藩の各武将の配置までを詳細に記した絵図の発見は初めて。調査した県立図書館などは「文献史料や発掘遺構と符合する部分も多く、攻防の実態を解明する貴重な史料になる」と話している。
Posted by 向かうところ手品師 at 2007年02月18日 23:40
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